ラジオ英会話Wed. 29th June. 2022 Lesson58
6月29日(水) 心理に関わる動詞:wonder
Grammar and vocabulary
Jessica: Wasn’t today’s lecture interesting?
今日の講義は面白くなかった?
Hayato: Yes, I finally understood what the professor was saying.
ああ、結局最後には教授が何を言っているのか理解できたよ。
Jessica: See! ほらね!
Hayato: I guess it takes a while.
しばらく時間がかかるんだな。
guessリポート文
推測する・(なんとなく)思う。thinkより軽く、確信はない。
guessの内容を後ろに置いた説が説明するリポート文。説明ルールの典型例。
Jessica: You know, Hayato, I saw an older Asian woman in his office
the other day.
ねえ、ハヤト、私先日、ある年配のアジア婦人を教授のオフィスで見たわ。
Hayato: Really? Who was she? 本当?その彼女は何者?
Jessica: Some friend he met □ a long time ago in Mexico.
教授が昔々にメキシコで出会った友達か何かよ。
関係代名詞節修飾:説明ルール
Some friend he met以下は関係代名詞節による修飾。
基本は先行詞(修飾される名詞) Some friendを節he met以下で説明する。
節に空所□があることが特徴。he metには目的語がなく、ここが空所□。
「彼はずっと前にメキシコで□にあった」この空所とSome friendが結びつき、
「彼がずっと前にメキシコで会ったー友達」となる。
Hayato: Yeah, so what? ふーん、だからどうしたって?
Jessica: I think they had a relationship once.
私が思うに、彼らは昔付き合っていたんじゃないのかしら。
I wonder if he still likes her.
教授はまだ彼女のことを好きなんじゃないかしら。
Hayato: Are you jealous? 嫉妬しているの?
Jessica: No way! まさか、とんでもない!
Feel English Key Sentence
I wonder if he still likes her.
wonderは「~かしらと思う」。大きなクエスチョン?が頭に浮かんでいるイメージ。
この文ではif節(~かどうか)がその内容を説明し、「彼はまだ彼女が好きなのかなあ、
はてさて?」、wonderのどっちつかずの「わからない」が幅広い活用を生んでいる。
1. I wonder [I’m wondering ]who that woman is. あの女性は誰なのだろう?
I wonderは「わからない」そこから「教えて」という疑問のニュアンスが生まれる。
実質的には疑問文who is that woman?と同じ、I wonderを置くことによって
やわらかく響く。
2. I was (just) wondering if you could help me.
手伝っていただけますでしょうか? 丁寧依頼の定番表現。
「わからない→ 教えて→ 依頼」とつながる。この文の原義は「わかりません」。
相手に働きかけてすらいない、高い丁寧度につながる。
was wonderingと過去進行形になっているのは、「過去にちょっと思っただけ
なのです」という体裁で、相手へのプレッシャーを下げている。
①I wonder ~
②I’m wondering ~
は丁寧さが減ずる。
3. I was wondering you’d like to ~ ~するのはどうでしょう
「どうかなと思って…」と、控えめの誘いを行う表現。
4. I wonder why ~ なぜ~なのだろう
(It’s) no wonder ~ ~なのは不思議ではない
Expressions in Action
1. この美しい詩を誰が書いたのだろう。
I wonder who wrote this beautiful poem.
who以下はwh節「誰がこの美しい詩を書いた(のか)」。
2. 私と夕食をとるのはどうでしょう?
I was wondering if you’d like to have dinner with me?
3. ジェラードはなぜ突然辞めることにしたのだろう。
I wonder why Gerard suddenly decided to quit.
decide~は「これから動詞」。to不定詞と強く結びついている。